世界中の誰よりきっと梅雨明け願ってるから
梅雨の時期ですね。
私は平日の雨がこの世で最も嫌いになってきました。いや盛った。ごめん。この世で最も嫌いなのは労働。
というのも、濡れるとか湿気が嫌とかそういうのではなく、毎日上司のために天気を確認しないといけないから。
ハ?って思うよね。わかるわかる。私も常に思ってる。思わない人はなんか…病院行った方がいいんじゃない?だいぶやられてるよ、精神…。
この地獄の慣習の前提として、うちの部長は「自分が晴れ男である」ということにものすごく自信と誇りを持っているんだよね。
他に誇ることはないのか?
もうね、晴れ男ネタを5億回聞いて8億回すご〜い!って言ってる。飽きてる。
ただの晴れ男自慢ならまだ我慢できるんだけど、なんか誕生日がお釈迦様のどうこうとか言い出した時点で聞くのをやめた。そういう科学的ではない"力"を匂わされるの、本当に苦手なんだよな…。いや信じるのは自由ですけど…。
まぁ出張で同行したとき普通に小雨降ってたけどね。別に毎回晴れてる訳でもないし。これはうっかり口に出したら殺されるので心の中に留めておきましょうね。
なので、自分が出勤退勤するときには雨が"止んでいなければいけない"わけです。
し、知らね〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
降る時は降るし………梅雨真っ只中なんですが……………。
ただ当人にはそんな日本の四季や気候なんて関係ないんですよね。世界は俺を中心に回ってると思ってるタイプの生き物なので。
実際天気を確認するってどういうこと?という方へご説明しましょうね。
部長は退勤時間が近くなるとそわそわと窓に近づいてブラインドをちょっと開けます。(キモ)
それに上司が気付いて「雨降ってるかなぁ?大丈夫だと思いますよ〜」と謎のフォローをする。(キモ)
ここまでは私は無視しています。だって気持ちが悪いから…。
すると上司から「ちょっと外見て確認してくれる?」と声をかけられます。(ウザ)
私も窓まで行ってブラインドを上げ、外を見て降っているか降っていないかいずれかの返答をします。(ウザ)
2キモ2ウザ。常人だったら死んでてもおかしくない。
ここでポイントなんですけど、(何の?)
①降っていない場合
さも部長のために晴れているようなリアクションが求められます。大袈裟に褒めてあげます。
例:わ〜!さすが部長!晴れ男パワーですね!
②降ってる場合
でも小ぶりですよ💦など、晴れ男の自尊心を傷付けないフォローが必要です。
例:ちょっと降ってるかも。きっと部長が家に着いてから本降りになるんじゃないですかね?
例が悲しいね。
これ、自分の父親より年上の人間にやってるんですよ。自立してほしい。
この雨確認の時間、出勤から退勤までの間でいっっっっっちばん嫌い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!弁当チンする時間より嫌い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみに弁当チンする時間は夏の生ゴミをまとめてるときと同じくらい嫌い。
かまってちゃんな赤ちゃんおじさんが心底気持ち悪いんだよな。私はお前のママじゃないので。
いや本当、毎日「あ〜そろそろくるかな?」を裏切らずにやるからすごい。
期待通りに期待を上回るキモさ。いや期待はしていないんだけども…。
早く誰か指摘しなさいよ。部下に天気を確認させるなと。職務規定に盛り込め。意見投書してやろうかな?
まあここで何を言っても明日も明後日も雨の確認は私の仕事で、それは梅雨明けまで続くんですよね。どうせ明日もやるだろうし。なんで!!??!!!???
ふと現実と向き合うとエッ嫌だが!!??!!!???!!?ってなっちゃうから心を殺して仕事をしようね。
こんなこと煉獄さんが聞いたら泣いちゃうだろうな。
一刻も早く梅雨明けしてくれますように。
梅雨が明けたら家で酒飲んで盛大にパーティしよう。1人で。
こんなアラサーになる予定じゃなかったんですけど……………。